こんにちは。
京都嵐山マリアージュ・ラパンです。

婚活でお見合いが成立し、お互いに「もう一度会ってみたい」となれば、次にやってくるのが初デートです。
初デート。
これは、やっぱり気合が入ります。

「どんなお店を予約しよう?」
「ちょっといいレストランの方が印象がいいかな?」
「安いお店だと、ケチだと思われないかな?」

特に男性は、お店選びで悩むことも多いのではないでしょうか。
もちろん、初めて二人で会う大切な時間ですから、お店選びは大切です。

今回の月曜の婚活トレンドニュースは、物価高時代の初デートと金銭感覚について考えてみたいと思います。

食品、外食、光熱費、日用品。
いろいろなものの価格が上がっています。

総務省の消費者物価指数でも物価の動向が継続的に確認されており、普段の生活の中で「以前より高くなったな」と感じる場面は増えています。

婚活も例外ではありません。
お見合いのお茶代。
交通費。
洋服。
美容院。

そして交際が始まれば、デート代もかかります。
IBJ結婚みらい研究所が2026年8月、婚活中の男女379人を対象に行った調査では、70.2%が物価高や生活費の上昇によって婚活そのものへの金銭的な負担を感じていると回答しています。
7割です。

これは結構大きな数字だと思います。

ところが面白いのはここからです。
金銭的な負担を感じている人が多い一方で、物価高によってデートの頻度や内容に「変化はない」と答えた人は71.8%
「1回あたりのデート費用を抑えるようになった」は14.5%、「デートの頻度を減らした」は12.4%でした。
つまり、

お金はかかる。
でも、会う回数は簡単には減らさない。

ということですね。

これは婚活では、とても大切なことだと思います。
交際が始まったばかりの二人が関係を深めるには、やはり実際に会うことが必要です。

月に一度、高級レストランへ行くより、
無理のないデートを何度か重ねる。
婚活では、こちらの方が二人の距離を縮めることにつながるのではないでしょうか。

そして今回の調査で、私が特に興味深かったのが初デートの予算です。

「初デートの合計予算(2人分)として理想的だと思う金額」を聞いたところ、

3,000円未満 29.0%
3,000円~5,000円未満 34.3%

合わせると、

63.3%が「2人分で5,000円未満」

を理想と回答しています。

さらに女性だけを見ると、5,000円未満を選んだ人は75.3%。
約4人に3人です。
これを見ると、
「初デートなんだから高級なお店へ連れて行かなければ」
と、必要以上に構える必要はなさそうです。

ただし、
「高い店じゃなくていい」=「どこでもいい」
ではありません。

ここは間違えないでください(笑)。
初デートで大切なのは、お店の価格よりも、
二人が落ち着いて話せるかどうか。
だと思います。

例えば、
・清潔感がある
・騒がしすぎない
・ゆっくり話せる
・相手が行きやすい場所にある
・予約できる
・食事の好みを確認している
こういう気遣いの方が大切です。

高級レストランを予約したけれど、相手が苦手な料理だった。
雰囲気は素敵だけれど、音楽が大きすぎて会話が聞こえない。
これでは、何のための初デートか分かりません。

初デートの目的は、豪華な食事をすることではなく、二人がお互いを知ることです。

婚活の初デートで目指すところは、とてもシンプルです。
帰り道に相手から、
「今日は楽しかった。また会いたいな」
と思ってもらうこと。
それで十分です。

1万円のディナーをご馳走したから、次のデートにつながるわけではありません。
逆に、二人でコーヒーを飲んで、軽く食事をして、
「気づいたら2時間話していた」

そんなデートの方が、その後の交際につながることだってあります。
値段ではなく、
一緒に過ごした時間が心地よかったか。
婚活では、こちらの方がずっと重要です。

今回の調査には、もう一つ重要な数字があります。
相手とのデート代について「金銭感覚が合わない場合、交際を続けるうえでどの程度気になるか」という質問に対して、

「とても気になる」58.6%。

女性では72.5%でした。
「少し気になる」まで含めると、男女とも9割以上が金銭感覚の違いを気にしています。

つまり、
高いお店へ連れて行けるかどうかより、その人のお金の使い方を見ている。
ということです。

これは結婚を考える婚活なら、当然かもしれません。

例えば、こんなところにも金銭感覚は出ます。
「初デートだから」と毎回無理をする。
必要以上に高級なお店を選ぶ。

反対に、数百円単位まで細かく割り勘にする。
クーポンを使うことを必要以上に恥ずかしがる。
店員さんに値段のことで横柄な態度を取る。
相手が支払って当然という態度を取る。

こうしたところから、
「この人と結婚したら、お金についてどんな生活になるんだろう」
というものが少しずつ見えてきます。

結婚すれば、お金の話から逃げることはできません。
住宅費。
食費。
旅行。
趣味。
貯蓄。
子ども。
老後。
だから婚活デートは、単なる恋愛の時間ではなく、
お互いの生活感覚を知る時間
でもあるのです。

ここは永遠の婚活テーマですね(笑)。
2026年の別の婚活関連調査でも、初デートの支払いについて男女の認識には依然として差があることが報告されています。つまり「今は割り勘が常識」「男性が全部払うのが常識」と単純には言えません。
結婚相談所の交際では、私はあまり、

「絶対こうするべき」

と決めつけなくてもいいと思っています。
男性が、
「今日は僕が払いますよ」
と言う。

女性が、
「ありがとうございます。次のお茶は私が出しますね」
と言う。

これもいい。

あるいは交際が進んできたら、
「今日は私が出します」
でもいい。

大切なのは数千円の損得より、
お互いが相手への気遣いを持っていること。
です。
「払って当然」
「奢ってもらって当然」
「一円でも多く払ったら損」
そんな感覚になると、結婚生活を考える関係としては少し寂しいですよね。

婚活中の男性には、ここを特にお伝えしたいと思います。
初デートだからといって、
無理して格好をつけなくても大丈夫です。
最初だけ頑張って高級なお店へ行く。
2回目も頑張る。
3回目も頑張る。

でも、それを半年、1年と続けるのはしんどい。
結婚すれば、さらに長い生活が始まります。

婚活で探しているのは、
特別な日にだけ会う相手ではなく、日常を一緒に暮らす相手です。
だったら最初から、ある程度「普段の自分」で会った方がいい。

もちろん初デートですから、少しだけ気合を入れる。
でも、
「少しだけ」でいいんです。

物価が上がること自体は、決して嬉しいニュースではありません。

でも婚活という視点で見ると、一つ興味深いことがあります。
限られた予算の中で、
「何にお金を使いたい人なのか」
が見えやすくなります。

食事にはお金をかけたい。
旅行には使いたい。
住まいにはこだわりたい。
普段は節約して、二人の記念日には使いたい。

それぞれでいいと思います。

大切なのは、
その感覚が二人で大きくズレていないこと。
そして違っていたとしても、話し合えることです。
金銭感覚が完全に同じ二人なんて、なかなかいません。

でも、
「そこにそんなに使うんだ」
「私はこっちを大切にしたい」
そんな話ができる二人なら、結婚後も調整していけます。

初デートは気合が入ります。

服を選んで。
お店を探して。
予約をして。
「いいところを見せたい」
と思う。
それは悪いことではありません。

むしろ、相手を大切に思っているからこその気持ちでしょう。
でも、今回の調査を見て改めて感じるのは、
婚活で求められているのは「高いデート」ではなく「心地よいデート」なのだ
ということです。

IBJの調査では、婚活中の人の7割が物価高による負担を感じています。
それでも多くの人は、会う機会を減らしていません。
そして初デートでは、6割以上が二人で5,000円未満を理想としています。
だったら無理して高級店へ行くより、
「またここで話したいね」
と思える場所を選ぶ。

そして何度か会う中で、お互いのお金の使い方も少しずつ知っていく。
それでいいのではないでしょうか。

初デートで本当に見られているのは、
あなたがいくら使ったかではなく、相手のためにどう考え、どう振る舞ったか。

そして、その先にある、
「この人とは、お金のことも自然に話せそう」
という安心感なのかもしれません。

物価高時代の婚活。
無理に背伸びをするより、
二人にとって無理なく続けられるデートを。
それが、結婚後の生活にもつながっていくように思います。

京都嵐山マリアージュ・ラパン

参考:IBJ結婚みらい研究所「物価高でも7割がデート頻度・予算を変えない!」

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