~年収や学歴よりも大切?「自然体でいられる相手」という結婚の条件~
こんにちは。
京都嵐山マリアージュ・ラパンの西田です。
婚活をしていると、こんなことはありませんか?
「年齢も年収も希望どおりなのに、なぜか気持ちが進まない」
「優しくて、仕事もしっかりしている。いい人なのは分かるけれど……」
「特に嫌なところはないのに、結婚を決めるとなると迷ってしまう」
条件だけを見れば、申し分のないお相手。
それなのに、なぜか結婚を決断できない。
実は、こうした迷いについて考えるうえで、興味深い調査結果が発表されました。
今回は、IBJの最新調査をもとに、結婚相手を選ぶときに本当に大切なことを、仲人の視点から考えてみたいと思います。

IBJの調査で分かった「結婚相手に求めるもの」
2026年10月26日、IBJ結婚みらい研究所が「結婚相手に求める優先度ランキング」を発表しました。
調査対象は、IBJの結婚相談所ネットワークで活動する男女2,888名。
結婚相手に求めるものや、結婚を決める際に重視することなどについて調べたものです。
まず、結婚相手を選ぶ際に重視する要素として、最も多かった回答は「人柄・性格」の85.3%でした。
続いて「価値観」が54.8%、「容姿・見た目」が50.8%となっています。
婚活では、年齢や年収、学歴、職業などの条件が注目されがちです。
もちろん、これらも結婚生活を考えるうえで大切な要素です。
しかし、今回の調査では、男女ともに「人柄・性格」が最も重視されていました。
プロフィールだけでは分からない部分を、多くの方が大切にしていることがうかがえます。
条件が良くても「会話が噛み合わない」と結婚は難しい
今回の調査で、私が特に興味深いと感じたのが、この結果です。
条件が良くても結婚相手として難しいと感じる理由の第1位は、「会話が噛み合わない」でした。
男性69.3%、女性83.5%。
男女ともに非常に高い割合です。
考えてみれば、当然のことかもしれません。
どれだけ希望条件に合っていても、会話をしていて疲れてしまう。
こちらの話を聞いてもらえない。
何を話しても、どこかすれ違ってしまう。
そんな状態では、これから何十年も一緒に暮らしていく姿を想像しにくいのではないでしょうか。
結婚生活では、楽しいことばかりではありません。
仕事のこと、お金のこと、家族のこと、健康のこと。
さまざまな出来事について、二人で話し合う場面があります。
そんなとき、安心して自分の気持ちを伝えられるかどうか。
これは、年収や学歴だけでは測れない大切な相性だと思います。
約8割が重視した「自然体でいられること」
もう一つ、注目したい結果があります。
理想の条件と異なっていても「結婚したい」と思える決め手として、最も多かったのが、
「一緒にいて自然体でいられること」
でした。
男性77.9%、女性78.4%。
男女ともに約8割です。
これは、とても興味深い結果ですね。
婚活では、どうしても「相手がどんな人か」に意識が向きがちです。
年齢は?
年収は?
仕事は?
趣味は?
もちろん、こうした情報も必要です。
でも、実際に会ってみると、別のことが気になってきます。
「この人といると、なぜか落ち着く」
「無理に話題を探さなくても、自然に会話ができる」
「自分をよく見せようと頑張らなくてもいい」
そんな感覚です。
反対に、条件が良くても、常に相手に気を使ってしまう関係では、疲れてしまうかもしれません。
結婚は、特別な日のデートだけではなく、毎日の生活を共にすることです。
だからこそ、一緒にいるときの自分が自然体でいられるかどうかが大切なのではないでしょうか。
結婚の最終判断は「条件」より「フィーリング」
今回の調査では、結婚相手を最終的に決める際に「条件」と「フィーリング」のどちらを重視するかについても質問しています。
その結果は、
- フィーリング重視:76.7%
- 条件重視:23.3%
となりました。
約4人に3人が、最終的にはフィーリングを重視すると回答したことになります。
ただし、ここで誤解していただきたくないことがあります。
それは、条件が必要ないという話ではないことです。
結婚後の生活を考えれば、経済的な安定や住む場所、仕事、家族に対する考え方など、確認しておきたいことはたくさんあります。
条件は、安心して生活していくための大切な判断材料です。
ただ、条件が合っていることと、一緒に暮らして幸せを感じられることは、必ずしも同じではありません。
私は、条件とフィーリングのどちらか一方を選ぶ必要はないと思っています。
大切なのは、その両方をバランスよく考えることではないでしょうか。
「いい人なのに決められない」のは、わがままなのでしょうか?
婚活をしている方の中には、こんなふうに悩む方もいらっしゃると思います。
「こんなに条件のいい人なのに、決められない自分がおかしいのかな」
「もっといい人を探していると思われるのでは?」
「贅沢を言っているのかもしれない」
でも、私は必ずしもそうではないと思います。
結婚相手を選ぶということは、人生を共にする相手を選ぶことです。
条件が良いからといって、気持ちが自然についてくるとは限りません。
そして、気持ちが動かない理由が、自分でもよく分からないこともあります。
ここで大切なのは、すぐに「合わない」と結論を出すことでも、無理に「この人に決めなければ」と思い込むことでもありません。
まずは、自分が何に引っかかっているのかを考えてみることです。
会話のテンポが合わないのでしょうか。
相手の前で緊張してしまうのでしょうか。
将来の生活が具体的に想像できないのでしょうか。
それとも、結婚そのものに対する不安があるのでしょうか。
理由によって、考えるべきことは変わってきます。
実は、自分が何を求めているのか分からないこともある
ここからは、仲人として感じていることです。
婚活を始めるとき、多くの方が希望条件を考えます。
年齢、年収、学歴、居住地、趣味など。
こうした条件は、比較的言葉にしやすいものです。
でも、
「どんな相手となら安心して暮らせるのか?」
と聞かれると、意外と答えるのが難しいものです。
例えば、いつも楽しく会話できる相手がよいのか。
静かに過ごせる相手がよいのか。
困ったときに話を聞いてくれる相手がよいのか。
自分の考えを尊重してくれる相手がよいのか。
どれも大切ですが、人によって優先順位は違います。
さらに、過去の恋愛経験や家族との関係などが、知らず知らずのうちにお相手選びに影響している可能性もあります。
自分では「こういう人が理想」と思っていても、実際に安心できる相手は少し違うのかもしれません。
だからこそ、相手の条件を考えるだけでなく、自分自身の気持ちを知ることも、婚活では大切なのだと思います。
マリアージュ・ラパンが心理カウンセリングを大切にする理由
京都嵐山マリアージュ・ラパンでは、婚活のサポートに心理カウンセリングの視点も取り入れています。
それは、単にお相手を探すだけではなく、ご本人が何を大切にしているのか、どんな結婚生活を望んでいるのかを一緒に考えたいからです。
例えば、
「いつも同じような理由で交際が終わってしまう」
「条件はいいのに、どうしても結婚を決められない」
「相手に嫌われたくなくて、本音を言えない」
「自分に合う人がどんな人なのか分からない」
そんな悩みには、プロフィールの条件を変えるだけでは整理しきれない部分があるかもしれません。
私たちは夫婦で相談所を運営し、心理セラピストによるサポートも取り入れながら、会員様一人ひとりの気持ちに向き合うことを大切にしています。
もちろん、心理カウンセリングを受ければ必ず結婚相手が見つかるというものではありません。
それでも、自分の気持ちや考え方を整理することが、お相手選びを見直すきっかけになることはあると思っています。
婚活は、相手を知る活動であると同時に、自分自身を知る機会でもあるのではないでしょうか。
仲人のひとり言|条件のいい人より、一緒にいてホッとする人
ここで少し、仲人としての本音を。
プロフィールを見ていると、確かに「いい条件だな」と思う方はいらっしゃいます。
年収も申し分ない。
学歴も立派。
お仕事もしっかりされている。
写真の印象もよい。
これなら人気があるだろうな、と思うわけです。
でも、結婚するのはプロフィールとではありません(笑)。
実際に会って、話して、一緒に時間を過ごしてみないと分からないことがたくさんあります。
反対に、最初は希望条件から少し外れていたとしても、会ってみると不思議と居心地のよい方もいらっしゃるでしょう。
そんなときは、条件だけで判断するのではなく、その感覚も大切にしていただきたいと思います。
ただし、居心地がよいからといって、生活に関わる大切な問題まで目をつぶる必要はありません。
お金の使い方、将来の暮らし方、家族との関わり方。
そうしたことも、きちんと話し合える関係であることが大切です。
一緒にいて安心できること。そして、必要なことをきちんと話し合えること。
そんな関係を築けるお相手が、結婚相手として大切なのではないでしょうか。
まとめ|結婚相手を探す前に、自分の幸せを考えてみる
今回のIBJ調査では、結婚相手を選ぶ際に「人柄・性格」を重視する方が多く、最終判断では「条件」よりも「フィーリング」を重視する回答が多数となりました。
また、条件が良くても会話が噛み合わなければ結婚は難しいと感じる方が多い一方、理想の条件と違っていても、自然体でいられることが結婚したいと思える理由になっていました。
もちろん、結婚に求めるものは人それぞれです。
条件を重視することが間違いというわけではありません。
ただ、もし今、
「条件はいいのに、なぜか決められない」
と悩んでいるのであれば、一度こんなことを考えてみてはいかがでしょうか。
「私は、どんな人と一緒にいると安心できるのだろう?」
「どんな結婚生活を送れたら、幸せだと感じるのだろう?」
相手に求める条件を並べるだけでは見えてこなかった、自分自身の大切な気持ちに気づくかもしれません。
婚活は、条件に合う人を探すだけの活動ではありません。
自分が自然体でいられる相手と、どんな人生を歩んでいきたいのかを考える活動でもある。
私たちは、そんな婚活をこれからも応援していきたいと思っています。
京都嵐山マリアージュ・ラパン
~これからの人生を、もっと幸せに。~

京都・嵐山の地から、
お一人おひとりの価値観に寄り添いながら、
安心できるご縁を結ぶお手伝いをさせていただきます。
人生を共に歩む相手を見つけるという大切な選択を、
私たちは真摯に支えてまいります。
※無理な勧誘は一切ありません。
※体の相性や将来の夫婦像についてのご相談も可能です。
ご自身のペースで、
納得できる選択をされるために。
必要なときに、扉をノックしていただければと思います。
参考資料
IBJ結婚みらい研究所(2026年10月26日)
「女性は『大切にされている』という実感が大事?結婚相手に求める優先度ランキング」
調査方法:オンライン調査
調査対象:IBJ会員2,888名(男性2,021名、女性867名)
調査期間:2026年10月8日~10月15日
※本記事の数値はIBJ会員を対象とした意識調査によるものであり、未婚者全体の傾向や実際の成婚理由を直接示すものではありません。

