子どもに再婚を反対されたらどうする?【50代・60代婚活応援シリーズ⑫】

こんにちは。
京都嵐山マリアージュ・ラパンです。

50代・60代で再婚を考えるとき、若い頃の結婚とは違う大きな問題があります。
それが、
「子どもは、この結婚をどう思うだろう?」
ということです。

子どもがすでに成人していて、独立して暮らしている。
「お母さん(お父さん)の人生なんだから、好きにしたらいいよ」
そう言ってもらえればいいのですが、必ずしもそうなるとは限りません。

私たちが実際に婚活をサポートしている中でも、
結婚目前まで進んでいたのに、子どもの意見が大きく影響し、最終的に結婚をやめられた方がいらっしゃいました。

二人の気持ちだけでは決められない。
50代・60代の再婚には、そんな難しさがあります。

子どもが成人していても「関係ない」わけではない

法律上はもちろん、成人した親と子どもはそれぞれ別の人生です。
ですから、
「自分の結婚なんだから、子どもには関係ない」
という考え方もあるでしょう。
でも、現実の家族関係はそれほど単純ではありません。

特に、
・成人した子どもと同居している
・親子の結びつきが非常に強い
・子どもが経済的に親に頼っている
・反対に親が子どもを支えている
・配偶者と死別している
・持ち家や財産がある

こうした場合、再婚は親一人の生活だけでなく、子どもの生活にも影響する可能性があります。
だから子どもも無関心ではいられないのです。

なぜ子どもは親の再婚に反対するのか

ここは一度、子どもの立場から考えてみましょう。
反対する理由は一つではありません。

「お母さん(お父さん)が騙されていない?」
まずは親への心配です。

「財産目当てではないのか」
「本当に信用できる人なのか」
「今さら結婚しなくてもいいのでは」

親を守ろうとして反対することがあります。
これは必ずしも悪意ではありません。
心配だからこその反対です。

「今までの家族が変わってしまう」

特に死別後の再婚では、複雑な感情が出ることがあります。
子どもにとって亡くなった父親、母親は、ずっと自分の親です。
そこへ新しいパートナーが現れる。

親にとっては、
「これからの人生を一緒に歩みたい人」
でも、子どもからすると、
「今までの家族の中に知らない人が入ってくる」
と感じることがあります。

頭では理解できても、気持ちが追いつかないことがあるのです。

同居している子どもがいる場合は、さらに難しくなる

私はここが非常に大きいと思っています。

子どもが独立して別に家庭を持っている場合と、成人した子どもが親と同居している場合では、再婚の意味がかなり違います。

例えば母親と成人した息子が二人で暮らしている。
そこへ母親の再婚相手が入ってくる。
これは息子からすれば、
自分の生活空間に、突然知らない男性が入ってくる
ことにもなります。

逆のケースでも同じです。
「親が幸せならそれでいい」
だけでは済まない現実があります。

ですから、問題を「息子だから」「娘だから」と単純化するより、
再婚によって子どもの生活がどのくらい変わるのか
を見ることが大切です。

「家」の問題が出てくる

ここで前回までの記事ともつながってきます。
親が持ち家を所有していて、成人した子どもと一緒に暮らしている。
親が再婚する。

では、
「再婚相手もこの家に住むの?」
「自分は出ていかなければならないの?」
「家は将来どうなるの?」
当然、子どもは考えます。

つまり再婚への反対に見えて、
実はその奥に、
住まいへの不安
があることも考えられます。

そして「お金」と「相続」

さらに難しいのがここです。
親が再婚すれば、新しい配偶者ができます。
そうなると子どもは、
「財産はどうなる?」
「この家は?」
「相続は?」
と考えることがあります。

お金の話なので表立って言わなくても、心の中では気になっているかもしれません。
だから、
「子どもが結婚に反対している」
だけで終わらせず、
「何を心配して反対しているのか」
まで聞く必要があります。

ここは非常に重要です。

では、子どもが反対したら結婚を諦める?

これは難しい問題です。
私は、
子どもの意見は大切にした方がいい。
でも同時に、
子どもの意見だけで自分の人生を決めてしまっていいのだろうか。
とも思います。

50代なら、この先20年、30年と人生が続く可能性があります。
60代でも同じです。

子どもには子どもの人生があります。
いずれ結婚したり、家庭を持ったり、自分自身の生活を築いていくでしょう。
そのとき、
親自身の人生はどうするのでしょうか。

反対されたら、まず「理由」を聞いてみる

「絶対反対!」
と言われたとき、
「私の人生なんだから!」
と対立してしまうと、話は余計に難しくなります。

まず、
「何が心配なの?」
と聞いてみてください。

相手の人柄なのか。
住まいなのか。
お金なのか。
相続なのか。
亡くなった親への思いなのか。
自分の生活が変わることへの不安なのか。

理由が分かれば、解決できる問題もあります。

子どもに伝えるタイミングも大切

これも婚活では重要です。
まだ一度、二度会っただけなのに、
「結婚するかもしれない人がいる」
と伝える必要はありません。

逆に、結婚がほぼ決まってから突然、
「実は再婚することになった」
では、子どもも驚きます。

交際が進み、
「この人とは将来を考えるかもしれない」
と思った段階から、少しずつ話しておく。
その方が子どもにも、気持ちを整理する時間があります。

再婚相手と子どもを、急いで「家族」にしない

これも大切だと思います。
再婚するからといって、
「今日からあなたのお父さん」
「今日からあなたのお母さん」
になる必要はありません。

特に成人した子どもなら、
親のパートナー
くらいの距離感から始めてもいいでしょう。
無理に親子関係をつくろうとしない。
お互いに礼儀を持ちながら、少しずつ関係をつくっていけばいいのです。

親の幸せと、子どもの気持ち。どちらも大切です

50代・60代の再婚で難しいのは、
どちらか一方だけを優先すれば解決する問題ではない
というところです。
子どもの気持ちを無視して結婚すれば、家族関係に大きなしこりが残るかもしれません。

だからといって、
「子どもが嫌だと言ったから」
という理由だけで、自分のこれからの人生を諦める。
それも、本当に正しいのか考える必要があります。

大切なのは、
なぜ反対しているのかを知り、一つずつ問題を整理すること。
そのうえで最後に決めるのは、結婚する本人です。

50代・60代の再婚は「二人だけの問題」ではない

若い二人の結婚なら、
「二人が幸せならいい」
と言える場面も多いでしょう。

でも50代・60代には、それぞれがこれまで築いてきた人生があります。
子ども。
親。
家。
財産。
仕事。
そして、亡くなった配偶者との思い出がある方もいます。

だから再婚は、
二つの人生だけでなく、二つの家族が新しい関係をつくっていくこと
でもあります。
簡単ではありません。
でも、難しいからといって諦める必要もありません。

まとめ|「反対された」で終わらせない

もし子どもから再婚を反対されたら、
まず理由を聞いてみてください。

そして、
「何が嫌なのか」ではなく
「何が心配なのか」
を考えてみる。

そこに解決の糸口があるかもしれません。
親には親の人生があります。
子どもには子どもの人生があります。
どちらかが我慢するのではなく、お互いの気持ちを尊重しながら、
「これから、どんな家族の形をつくっていくのか」
を話していく。

50代・60代の再婚では、それも結婚への大切な準備なのだと思います。

京都嵐山マリアージュ・ラパンでは、出会いやお見合いだけではなく、こうした結婚の先にある現実的な問題についても、一緒に考えながら婚活をサポートしています。

京都・嵐山の地から、
お一人おひとりの価値観に寄り添いながら、
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