結婚したら一緒に住まないといけない?50代・60代の新しい夫婦のかたち【50代・60代婚活応援シリーズ⑩】 こんにちは。京都嵐山マリアージュ・ラパンです。50代・60代で結婚を考えると、若い頃にはあまりなかった問題がいろいろ出てきます。そのひとつが、「結婚したら、どこに住む?」という問題です。若い二人なら、新しく賃貸住宅を借りたり、結婚を機に家を購入したりして、「二人の新居」をつくることも比較的考えやすいでしょう。ところが50代・60代では事情が違います。すでに男性が家を持っている。女性もマンションを購入している。まだ仕事をしているので通勤がある。近くに高齢の親がいる。子どもや孫が近くに住んでいる。長年暮らしてきた地域を離れたくない。二人とも、すでにそれぞれの人生と生活があります。だから、「結婚するんだから、どちらかの家に住めばいい。」と簡単にはいかないのです。 50代・60代には「すでに完成した暮らし」がある 例えば男性が30年近く住んできた一戸建てを持っているとします。当然、「結婚したら、ここで一緒に暮らせばいい。」と思うかもしれません。でも女性にも自分の家があり、そこで長年生活してきたとしたらどうでしょう。お気に入りの家具がある。近所に友人がいる。行きつけのお店がある。病院も美容院も分かっている。子どもや孫も近くにいる。そこを全部離れて、「今日からあなたの家が私の家です。」と言われても、簡単に気持ちを切り替えられるものではありません。逆も同じです。男性が仕事を続けているなら、女性の住む地域へ引っ越すことで通勤が難しくなることもあります。50代・60代の住まいの問題は、単なる「家」の問題ではありません。その人が何十年かけてつくってきた生活そのものの問題なのです。 「どちらの家に住むか」で勝ち負けをつくらない ここで気をつけたいのが、「普通は女性が男性の家に来るものでは?」「私だけが生活を変えるの?」という考え方です。どちらか一方が大きく生活を変えれば、最初は納得していても、後から不満が出る可能性があります。だから大切なのは、どちらが相手に合わせるかではなく、二人にとって何が一番無理のない方法なのか。という視点です。結婚するからといって、これまでの人生を全部リセットする必要はありません。 実際には、いろいろな暮らし方が考えられる では、50代・60代で結婚する二人には、どんな選択肢があるのでしょうか。代表的には、次のような形が考えられます。① どちらかの家で一緒に暮らす最も一般的にイメージされる形です。生活費を一本化しやすく、毎日一緒に過ごせる安心感があります。ただし、家に入る側が「相手の生活にお邪魔している」感覚にならない工夫は必要でしょう。家具や部屋の使い方なども、二人の家として一緒に考えたいところです。② 二人の家を残しながら行き来するそれぞれが現在の住まいを維持して、週末や数日間を一緒に過ごす方法です。いわゆる「週末婚」「別居婚」に近いスタイルです。仕事を続けている、親のことがある、今の生活拠点をすぐには変えられない、といった二人には現実的な選択肢になります。③ 近くに住む同じ家ではなくても、車や電車で10分、20分程度の距離に住む。何かあればすぐに会える。一緒に食事もできる。でも、それぞれの生活空間は保てる。いわゆる「近居」という考え方です。親子の居住関係についての公的調査でも、「同居」だけでなく、同じ敷地や近隣、別の市区町村など、家族の距離の取り方はすでに多様です。夫婦にも同じように、近くにいながら生活空間を分けるという考え方があってもいいでしょう。④ 結婚後しばらくは今の生活を続けるこれもいいと思います。結婚したからといって、翌日から必ず同居する必要はありません。まずは今まで通りの生活をしながら、週末を一緒に過ごす。少しずつ一緒にいる日を増やす。そして、「そろそろ一緒に暮らしてもいいね。」となってから住まいを考える。50代・60代なら、そんなゆっくりした結婚生活のスタートもありだと思います。 「家があるから売ればいい」は簡単ではない 持ち家同士の場合には、さらに問題があります。どちらかの家を売るのか。貸すのか。そのまま残すのか。住宅ローンは残っているのか。将来的に子どもへ残したいのか。そして不動産は財産ですから、再婚の場合には将来の相続とも関係してきます。ここは気持ちだけで決めず、必要に応じて税理士・司法書士・弁護士など専門家へ相談した方がいい部分です。「結婚するから、とりあえず家を売ってしまおう。」と急ぐ必要はありません。 親の介護も住まいを左右する 50代・60代では、親が80代、90代という方もいらっしゃいます。今は元気でも、「何かあったらすぐ行ける距離にいたい。」と考えるのは自然なことです。実際、国立社会保障・人口問題研究所の家庭動向調査でも、50~59歳の妻では、近い方の母親が30分未満の距離に住んでいる割合が51.8%でした。つまりこの年代では、結婚する二人だけを見て住む場所を決められないケースもあるのです。夫婦の問題と、親との距離の問題が重なってくる。これも50代・60代婚活ならではだと思います。 成人した子どもの気持ちもある 再婚の場合には、もうひとつ考えておきたいことがあります。子どもです。例えば、女性が長年子どもと暮らしてきた家。子どもが独立していても、「そこは自分が育った実家」という感覚を持っていることがあります。そこへ新しいパートナーが住むことについて、複雑な気持ちを持つ場合もあるでしょう。もちろん、親の人生を子どもがすべて決めるわけではありません。ただ、「私たちが決めたから。」だけではなく、子どもの気持ちにも少し配慮する。50代・60代の再婚では、そうした丁寧さも必要だと思います。 別々に暮らしたら夫婦ではない? ここは今回の記事で一番伝えたいところです。結婚したら、毎日同じ家で暮らさなければ夫婦ではないのでしょうか。私はそうは思いません。もちろん、一緒に暮らしたい二人なら、それが一番です。でも、毎日一緒にいると疲れてしまう。自分一人の時間も欲しい。仕事の都合で離れられない。親の近くにいたい。それぞれの家を大切にしたい。そういう二人が無理に一つの家に入り、関係が悪くなってしまったら本末転倒です。「一緒に住むこと」より、「一緒に生きていくこと」。50代・60代の結婚では、この違いを考えてもいいのではないでしょうか。 ただし「別居婚なら楽」とも限らない もちろん、別々に暮らせばすべて解決するわけでもありません。住居費は二軒分かかります。会う頻度をどうするか。病気になったときどうするか。将来介護が必要になったらどうするか。どちらかが運転できなくなったらどうするか。今は快適でも、70代、80代になれば状況が変わる可能性があります。だから大切なのは、「今どうするか」だけではなく、「将来変わったらどうするか」まで話せる関係であること。なのだと思います。 50代・60代の結婚に「普通」はいらない 2022年の統計では、65歳以上の人の世帯形態は、単独世帯21.7%、夫婦のみ40.7%などさまざまです。高齢期の暮らし方そのものが一つではありません。まして、これから結婚する50代・60代なら、「結婚したらこうするもの。」という昔ながらの形だけに自分たちを合わせなくてもいいと思います。同居する。週末だけ一緒に暮らす。近くに住む。しばらく二拠点生活をする。そして将来、一緒に住む。大切なのは形ではありません。二人が納得しているかどうかです。 まとめ|「どこに住む?」より「どう生きたい?」 50代・60代になると、結婚にはいろいろなしがらみがあります。家があります。仕事があります。親がいます。子どもがいます。地域とのつながりがあります。そして何十年かけてつくってきた、自分の暮らしがあります。だから、結婚する=どちらかがすべてを捨てて相手の家へ行くと考える必要はないと思います。まず二人で話してほしいのは、「どこに住む?」ではなく、「これから、どんなふうに二人で生きていきたい?」ということ。毎日一緒にいたい二人もいる。適度な距離があった方が仲良くいられる二人もいる。それぞれでいいのです。50代・60代からの結婚だからこそ、これまでの人生を尊重しながら、二人に合った新しい夫婦のかたちをつくっていく。それも、大人の結婚の素敵なところではないでしょうか。京都嵐山マリアージュ・ラパンでは、「結婚すること」だけではなく、その先にどんな生活を送りたいのかまで一緒に考えながら婚活をサポートしています。 🌻 お盆限定「15分お気軽婚活相談」実施中 そこで京都嵐山マリアージュ・ラパンでは、お盆限定で「15分お気軽婚活相談」を実施しています。「婚活するかどうか、まだ決めていない。」「50代・60代でも本当に出会いはある?」「再婚について少し聞いてみたい。」「結婚相談所ってどんなところ?」そんな「ちょっと聞いてみたい」だけでも大丈夫です。15分なので、気軽にお話しいただけます。Zoom・対面どちらでも対応。無理な勧誘はありません。もっと詳しく相談してみたいと思われた方には、通常の無料相談(最大45分)もご案内しています。 15分相談 お申込みはこちらから 京都・嵐山の地から、お一人おひとりの価値観に寄り添いながら、安心できるご縁を結ぶお手伝いをさせていただきます。人生を共に歩む相手を見つけるという大切な選択を、私たちは真摯に支えてまいります。 婚活相談(無料)※無理な勧誘は一切ありません。※体の相性や将来の夫婦像についてのご相談も可能です。ご自身のペースで、納得できる選択をされるために。必要なときに、扉をノックしていただければと思います。 無料カウンセリングはこちらから 📚50代・60代婚活応援シリーズ公開済み第1回 50代・60代の婚活で、一番大切なのは『条件』ではありません第2回 50代・60代で結婚する人に共通する3つの特徴第3回 シニア婚活で「減点方式」をやめるだけで出会いが増える理由第4回 子どもがいる50代・60代の婚活で大切な考え方第5回 再婚を考え始めたあなたへ第6回 お盆、久しぶりに家族と過ごして「これからの人生」を考えた50代・60代へ第7回 一人暮らしに慣れた人ほど婚活が難しくなる理由第8回 老後が心配だから結婚するのは間違い?第9回 50代・60代の初デートで気をつけたいこと▶第10回 結婚したら一緒に住まないといけない?(今回) カウンセリングをお受けの方はこちらの書籍をプレゼント 『2026年 数秘が教える運命の結婚シナリオ』は、心理セラピスト・ラファエラ西田直美が、数秘術の視点から2026年の「個人年」を読み解き、結婚の流れや心の動きをやさしく解説した一冊です。この書籍はamazonキンドルで出版しております。こちらから購入できます。(amazonのサイトへ移動します)※プレゼントはPDF版をメールにてお送りします。 FacebookXThreads