嵐山に住んでいる仲人が、ちょっと正直に考えてみました
こんにちは。
京都嵐山マリアージュ・ラパンです。
京都でデートといえば、どこを思い浮かべますか?
祇園、鴨川、京都駅周辺。
そしてやっぱり、
嵐山。
渡月橋を歩いて、竹林を散策して、お寺を見て、ちょっとおしゃれなカフェへ。
いかにも京都らしいデートですよね。
実際、嵐山には二人で楽しめる場所がたくさんあります。
では、
婚活で出会った二人の「初デート」に嵐山は向いているのでしょうか?
嵐山に住んでいる私としては……
最近は、あまりおすすめしていません(笑)。
嵐山が良くないわけではありません。
むしろ、とても良いところです。
ただ、
「観光に良い場所」と「婚活の初デートに良い場所」は、少し違う。
今日は地元に住んでいる仲人の立場から、その理由を書いてみたいと思います。

■ 嵐山は、見るところには困りません
まず、嵐山そのものはデートスポットとして魅力があります。
渡月橋。
竹林の小径。
天龍寺。
少し足を延ばせば、大河内山荘や常寂光寺。
川沿いを歩くのも気持ちがいいですし、季節によって景色も変わります。
春は桜。
夏は新緑。
秋は紅葉。
冬は比較的静かな嵐山。
「二人で何をしよう?」
という点では、それほど困らない場所です。
問題はその先です。
■ 問題① とにかく人が多い
最近の嵐山は、観光客で非常に混んでいます。
特に休日になると、
「ちょっと二人でゆっくり散歩」
というイメージとは、ずいぶん違うことがあります。
人、人、人……。
渡月橋周辺から竹林方面へ向かう道も混雑します。
婚活の初デートで大切なのは、
二人で話すこと。
ところが人混みの中では、
「すごい人ですね」
「こっち行きましょうか」
「大丈夫ですか?」
そんな会話ばかりになってしまうことも(笑)。
もちろん、それもデートではあります。
でも、まだお互いをよく知らない二人なら、
もう少し落ち着いて話せる場所の方がいい
と私は思います。
■ 問題② 「ランチ難民」になる可能性があります
これはかなり重要です。
嵐山には飲食店がたくさんあります。
ですから、
「行けばどこかに入れるだろう」
と思ってしまいます。
ところが実際に行ってみると、
満席。
ここも満席。
次も行列。
ようやく見つけたと思ったら、
「かなり待ちます」
ということがあります。
つまり、
お店はたくさんあるのに、入れるお店がない。
いわゆる「ランチ難民」です。
普通の観光なら、
「まあ、ちょっと待とうか」
で済むかもしれません。
でも婚活で知り合ったばかりの二人では、少し事情が違います。
お腹は空いてくる。
歩き疲れてくる。
次のお店を探す。
また満席。
だんだん会話がなくなる。
そして、
なんとなく空気が悪くなる(笑)。
これは避けたいところです。
■ 問題③ カフェも簡単には入れません
たくさん歩いたあと、
「ちょっとお茶でもしましょうか」
となります。
ところが、これも同じです。
人気のカフェは混雑している。
席が空いていない。
待ち時間がある。
観光客の多い時間帯では、落ち着いて話せるお店をその場で探すのが難しいことがあります。
婚活の初デートなら、
歩く
↓
少し休む
↓
話す
↓
また少し歩く
くらいの余裕が欲しいんです。
ところが嵐山では、
歩く
↓
お店を探す
↓
満席
↓
また歩く
↓
次も満席
になってしまう可能性があります(笑)。
実際、私の息子も彼女と嵐山へ来たことがあります。
後から聞くと、
「どこもいっぱいで、結局コーヒー一杯も飲めへんかった」
とぼやいていました(笑)。
嵐山にはカフェそのものはたくさんあります。
でも観光シーズンの休日は、「カフェがない」のではなく「カフェに入れない」ことがあるんです。
これでは、せっかくのデートが疲れてしまいます。
■ 問題④ 思っている以上に歩きます
嵐山は、観光スポットがある程度まとまっているように見えます。
でも、
渡月橋を見て、
竹林へ行って、
天龍寺を見て、
カフェを探して……
となると、結構歩きます。
特に女性の場合、婚活のデートですから、スニーカーとは限りません。
少しきれいな靴を履いて来られることもあります。
男性側が、
「せっかくだから、もう少し行きましょう」
「ここから近いですよ」
と歩いているうちに、
女性はかなり疲れていた。
そんなこともあり得ます。
本人は言いにくいんですよね。
初デートで、
「もう歩きたくないです」
とは、なかなか言えませんから(笑)。
だから男性側は特に、
自分が歩ける距離ではなく、相手が無理なく歩ける距離
を考えた方がいいと思います。
■ 問題⑤ 初デートは「観光」が目的ではありません
ここが一番大切です。
嵐山に来ると、どうしても、
「せっかくだから渡月橋へ」
「竹林も行きましょう」
「天龍寺も見ましょう」
「ここも有名ですよ」
となりがちです。
気づけば、
嵐山観光ツアー
になってしまいます(笑)。
でも婚活の初デートの目的は、
嵐山を制覇することではありません。
「この人と、もう一度会いたいと思えるか」
です。
そのためには、
たくさん観光することより、
二人でゆっくり話せることの方が大切です。
■ では、嵐山は婚活デートに向いていない?
そんなことはありません。
私は、
初デートには少し難易度が高い
と思っていますが、二人の関係が少し進んでからなら、とても良いデート場所だと思います。
何度か会って、お互いに少し慣れている。
多少予定が変わっても笑える。
「いっぱいですね(笑)。別のところ行きましょうか」
と言える関係になっている。
そうなれば、嵐山の楽しさはずいぶん変わります。
むしろ、
二人で予定外を楽しめるかどうか
を見るには面白いデートになるかもしれません。
■ どうしても初デートで嵐山へ行くなら
それでも、
「二人とも嵐山が好き」
「相手が行ってみたいと言っている」
ということなら、もちろん選んでもいいと思います。
ただし、
事前のリサーチはかなり大切です。
最低でも、
食事をする場所。
休憩するカフェ。
歩く距離。
混雑しやすい時間。
雨の場合の予定。
このあたりは考えておきたいところです。
特に食事は、
「そのとき探せばいい」ではなく、できれば事前に決めておく。
予約できるなら予約しておく。
これだけでも、デートの安心感はずいぶん違います。
■ これからの嵐山は、さらに難易度が上がります
そして、これから秋が深まっていきます。
嵐山は紅葉の季節を迎えます。
一年の中でも、とても美しい季節です。
同時に、
非常に混雑する季節でもあります。
「紅葉の嵐山で初デート」
文字だけ見ると、ものすごく素敵です。
でも現実には、
人混みの中を歩き、
ランチのお店を探し、
カフェにも入れず、
足が痛くなって……
となる可能性もあります。
ロマンチックどころではなくなるかもしれません(笑)。
■ 婚活の初デートで大切なのは「有名な場所」ではありません
初デートのお店や場所を考えるとき、
「どこへ連れて行けば喜んでもらえるだろう」
と考える方は多いと思います。
もちろん、それも大切です。
でも私は、
「どこへ行くか」より「二人がどんな時間を過ごせるか」
の方が大切だと思っています。
座って話せる。
疲れない。
騒がしくない。
食事に困らない。
予定が詰まりすぎていない。
そして、
「今日は楽しかったですね。また会いましょう」
と言って帰れる。
婚活の初デートなら、それで十分です。
■ 嵐山に住んでいる仲人のひとり言
「京都でデートなら嵐山でしょう!」
と言われることがあります。
確かにそうなんです。
見るところはたくさんあります。
景色もいい。
京都らしさもある。
私自身、嵐山は好きです。
何しろ住んでいますから(笑)。
でも、婚活で知り合ったばかりの二人なら、
私はあえて嵐山を最初のデートには選ばなくてもいいと思っています。
初デートは、もう少し簡単でいい。
ゆっくりランチをして、
少しお茶をして、
「もう少し話したかったな」
くらいで帰る。
そして、
二人の関係が少し近づいてから、
「今度、嵐山でも行きませんか?」
それくらいが、ちょうどいいのかもしれません。
嵐山は逃げませんから(笑)。
京都での婚活だからこそ、観光地の知名度ではなく、二人が心地よく過ごせる場所を選ぶ。
これも、デート場所選びの大切なポイントだと思います。
京都嵐山マリアージュ・ラパン
📚「京都×婚活」シリーズ
公開済み
✅第1回 京都駅でお見合いするなら、どんな場所が向いている?
▶第2回 嵐山デートは婚活の初デートに向いている?(今回)

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