50代・60代の婚活、お金の話はいつする?【50代・60代婚活応援シリーズ⑬】

こんにちは。
京都嵐山マリアージュ・ラパンです。

婚活をしていて、意外と話しにくいのが「お金」のことです。
お見合いではもちろん、仮交際になって何度かデートをしても、
「貯金はいくらありますか?」
「借金はありませんか?」
「住宅ローンは残っていますか?」
なんて、なかなか聞けませんよね。

日本では特に、
「お金のことを細かく聞くのは失礼」
という感覚があります。

だから、お互い何となく触れないまま交際が進んでしまう。
でも、結婚を考えるのであれば、お金の話は避けて通れません。
特に50代・60代の結婚では、若い世代とは少し事情が違います。

今回は、
「お金の話を、いつ、どこまで話せばいいのか」
について考えてみたいと思います。

お金の話をしないまま結婚する方が怖い

お金の話をすることに抵抗がある方は多いと思います。
でも考えてみてください。

結婚してから、
「実は借金があった」
「住宅ローンがかなり残っていた」
「毎月、成人した子どもにお金を渡していた」
「思っていたほど老後資金がなかった」
と分かったらどうでしょう。

これは、
「聞かなかったから仕方ない」
では済まないことがあります。
結婚生活そのものに影響します。

だから私は、
お金について確認することは、相手を疑うことではない
と思っています。
むしろ、
これから一緒に生活するために、お互いが安心するための話
なのです。

50代・60代は「年収」だけ聞いても分からない

若い世代の婚活では、現在の年収が一つの目安になります。
もちろん50代・60代でも収入は大切です。
ただ、この年代になると、それだけでは生活状況は分かりません。

例えば年収が高くても、
・住宅ローンが残っている
・大きな借入がある
・子どもの学費を負担している
・親への経済的支援がある
という場合もあります。

反対に現在の収入はそれほど高くなくても、
・住宅ローンのない持ち家がある
・十分な貯蓄がある
・退職金を受け取っている
・年金収入が安定している
という方もいます。

つまり50代・60代では、
「いくら稼いでいるか」よりも、「これからどんな経済状態で暮らしていくのか」
を見る必要があります。

では、お金の話はいつする?

ここが一番難しいところです。
私は、段階を分けて考えればいいと思います。

◆お見合い・交際初期
この段階で、いきなり資産額や貯金額まで聞く必要はないでしょう。
まずは、
「結婚後も仕事を続ける予定ですか?」
「将来はどんな暮らしをしたいですか?」
「持ち家ですか?賃貸ですか?」
など、生活について自然に話すところから始めれば十分です。

◆仮交際が進んできたら
何度か会って、
「この人との結婚を考えてみたい」
と思い始めたら、少し具体的な話をしてもいいでしょう。

例えば、
「結婚したら生活費はどう考えていますか?」
「今のお家にはローンは残っていますか?」
「退職後はどんな生活を考えていますか?」
「お子さんへの経済的な援助はありますか?」
などです。

ここで大切なのは、
尋問のようにしないこと。
自分のことも話しながら、お互いに確認していくことです。

◆真剣交際では曖昧にしない
真剣交際に入り、結婚を具体的に考える段階になったら、私はかなり大切な部分まで確認しておいた方がいいと思います。
少なくとも、

・現在の収入
・今後の年金や退職後の収入
・貯蓄や資産についての大まかな状況
・住宅ローン
・その他の借入
・結婚後の生活費
・子どもや親への経済的支援

などです。
もちろん、通帳を見せ合って1円単位まで確認しなさいという話ではありません。
ただし、

結婚生活に影響する大きなお金については、隠さない。
これは大切です。

特に「借金」は必ず確認しておきたい

ここは年齢に関係ありません。

結婚後に初めて、

「実は借金があります」

と分かるケースは、絶対に避けたいところです。
住宅ローンのように目的が明確な借入もあれば、
カードローン、リボ払い、事業上の借入など、さまざまなものがあります。
借入があることだけで、その人を判断する必要はありません。
大切なのは、

何のための借入なのか。
いくら残っているのか。
どう返済していくのか。

そして何より、

それをきちんと話してくれる人なのか

私は、こちらの方が重要だと思います。

50代・60代では「自分のお金」という考え方も大切

この年代では、すでに長い人生があります。
何十年も働いて貯めたお金。
自分で購入した家。
前の結婚から築いた財産。
親から相続した財産。
それらをすべて、

「結婚したのだから二人のお金」

と考える必要はありません。
むしろ、

自分のお金
相手のお金
二人で使うお金

をある程度分けて考える方法もあります。

例えば、
生活費だけ共通口座に入れる。
それぞれ一定額を出し合う。
自分の資産はそれぞれ管理する。
旅行など二人で楽しむお金だけ共同で出す。
そんな夫婦の形があってもいいと思います。

子どもがいる再婚では、さらに慎重に

50代・60代の再婚では、成人した子どもがいるケースも多くなります。
すると、お金の問題は夫婦二人だけではなくなります。
「自分の財産は将来子どもに残したい」
「再婚相手にも安心して暮らしてほしい」
どちらも自然な気持ちです。
だからこそ、

結婚前から全部決める必要はなくても、お互いがどう考えているのかは知っておく。

それが大切です。

相続について具体的に決める必要が出てきたら、税理士や司法書士などの専門家に相談することも必要でしょう。

お金の価値観も見ておきたい

資産額以上に大切なことがあります。

それは、
「何にお金を使いたい人なのか」
です。

旅行を楽しみたい人。
趣味に使いたい人。
できるだけ貯蓄したい人。
子どもや孫に残したい人。
老後は少し贅沢して暮らしたい人。
考え方は人それぞれです。
どれが正しいということではありません。
ただ、

一方は「今を楽しみたい」。
もう一方は「できるだけ使いたくない」。
となると、結婚後にストレスになる可能性があります。

資産額が同じかどうかより、お金に対する考え方が話し合えるか。

ここも見ておきたいところです。

お金の話ができない関係のまま結婚しない

私は、ここが今回一番お伝えしたいことです。
お金の話はしにくい。
それは分かります。

でも、

結婚を考えている二人がお金について話せないことの方が問題です。

聞いたら嫌われるかもしれない。
失礼だと思われるかもしれない。
そう思って避け続けた結果、結婚後に大きな問題が分かる。
それでは遅いのです。

大切なのは、
「いくら持っていますか?」
と探ることではありません。

「これから二人でどう暮らしていきましょうか」

という話をすることです。
その中に、お金の話も自然に入ってきます。

仲人からひと言

50代・60代の婚活では、お互いすでに自分の生活があります。
家があり、仕事があり、貯蓄があり、家族がいる。
だから若い頃のように、

「二人でゼロから生活を作りましょう」

とはいかないことがあります。
でも、それを難しいと考える必要もありません。

大切なのは、

「私はこう考えています。あなたはどうですか?」

と話せることです。
お金の話をしたことで関係が壊れるのではなく、

お金の話さえできない関係のまま結婚する方が怖い。

私はそう思います。

そして、こうした話を二人だけでするのが難しいときこそ、仲人を使ってください。
「どこまで聞けばいいですか?」
「どう聞けば失礼になりませんか?」
そんな相談も、結婚相談所だからこそできることです。

結婚は、お金を一つにすることではありません

50代・60代の結婚では、
住まいも、
財産も、
家族も、
これまで歩いてきた人生も、
それぞれ違います。

すべてを一つにする必要はありません。

それぞれが築いてきたものを大切にしながら、二人で使う部分を一緒に考える。

そんな結婚の形があってもいいのではないでしょうか。
ただ、そのためには話すことが必要です。

お金の話は、
相手を値踏みするための話ではありません。

これから二人が安心して暮らしていくための話です。

少し勇気は必要ですが、結婚を考える相手だからこそ、きちんと話しておきたいテーマだと思います。

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