こんにちは。
京都嵐山マリアージュ・ラパンです。

両家顔合わせの準備をしていると、最近よく目にするものがあります。
「顔合わせのしおり」

二人のプロフィールや家族紹介、当日の流れなどをきれいにまとめた冊子です。
SNSなどで素敵なしおりを見ると、
「これも作った方がいいのかな?」
と思う方もいらっしゃるでしょう。

でも、最初に結論からお伝えすると、
顔合わせのしおりは必須ではありません。
なくても、まったく問題ありません。
ただし、もう一つ大切なことがあります。

それは、
「しおりはなくてもいい。でも当日の流れは二人で決めておこう」
ということです。

今回は「顔合わせのしおりは必要なの?」という疑問と合わせて、当日の基本的な進め方までご紹介します。

顔合わせのしおりとは、両家顔合わせのために二人が用意する小さな案内冊子です。

例えば、

・当日の流れ
・二人のプロフィール
・両家の家族紹介
・二人の馴れ初め
・結婚式の予定
・今後のスケジュール
・家族へのメッセージ

などをまとめます。

家族の名前や趣味などを書いておけば、初対面同士の会話のきっかけにもなります。
顔合わせが終わったあとも残るので、記念品としての良さもあります。

ですから、
「二人で作ってみたい」
というのであれば、ぜひ作ってみてください。

ただし、
「顔合わせをするなら、しおりを作らなければならない」
というものではありません。

ここは、少し肩の力を抜いて考えていいと思います。

両家顔合わせの一番の目的は、
これから家族になる両家がお互いを知り、親睦を深めること。
です。

結婚式のように司会者がいて、きっちりとした式次第に沿って進行する必要はありません。
立派なしおりを作ったから、いい顔合わせになるわけでもありません。
逆に、しおりがなくても両家が楽しく話せれば、それで十分です。

大切なのは、
「何を用意したか」より「どんな時間を一緒に過ごせたか」
だと思います。

では、
「しおりはいらないなら、当日は成り行きでいいか」
というと、それは少し違います。
両家が席につきました。
料理も運ばれてきました。

そして全員が、
「……さて、誰が最初に話すんだろう?」
となる(笑)。

初対面同士ですから、お互いに遠慮があります。
そこで、顔合わせの前に二人で、

誰が進行するのか。
最初に何をするのか。
どんな順番で進めるのか。

これくらいは決めておきましょう。
立派な式次第は必要ありません。
二人が流れを分かっていれば十分です。

顔合わせに絶対的な進行方法があるわけではありません。
一般的には、次のような流れで進めれば十分でしょう。


① はじめの挨拶

まず二人のどちらかが簡単に挨拶します。
「今日は私たちのために集まっていただき、ありがとうございます」
そして、
「最初に家族を紹介して、そのあと食事をしながらゆっくりお話しできればと思っています」
くらい伝えておけば、参加者も安心できます。


② 両家の家族紹介

二人がそれぞれ自分の家族を紹介してもいいですし、一人ずつ自己紹介しても構いません。
名前だけではなく、仕事や趣味などを少し話すと、その後の会話にもつながります。

③ 婚約記念品などがあれば披露

婚約指輪などを用意している場合は、このタイミングで披露してもいいでしょう。
特になければ、もちろん省略して構いません。

④ 食事・歓談

ここからは形式を気にせず、食事と会話を楽しみましょう。
家族の話。
二人の話。
結婚式の予定。
これからの生活。
せっかくの機会ですから、両家がお互いを知る時間にしたいですね。

⑤ 記念撮影

両家が揃う機会ですから、集合写真はぜひ残しておきたいところです。
食事の前でも、最後でも構いません。


⑥ 結びの挨拶

最後は二人から、
「今日はありがとうございました。これからもよろしくお願いします」
と伝えて締めます。
これだけでも、十分きちんとした顔合わせになります。

私自身の家族の顔合わせでは、最初に息子が、
「今日はこんな感じで進めます」
と、ざっくり口頭で流れを説明しました。

紙の式次第があったわけでもありません。
しおりを見ながら進行したわけでもありません。
でも、最初に流れを伝えてもらうと、
「これから何をするんだろう?」
という小さな不安がなくなります。
参加する親の立場から考えても、これはとても分かりやすかったですね。

ですから私は、
立派なしおりを作るより、最初に二人から流れを一言説明する。
それだけでも十分だと思っています。

もちろん、しおりが役立つ場合もあります。

例えば、

・両家の家族が多い
・お互いの家族についてほとんど知らない
・遠方同士でこれまで交流がない
・結婚式など今後の予定を共有したい
・顔合わせの記念として残したい

こうした場合には、しおりがあると便利です。
特に家族紹介は、会話のきっかけになります。
「お父さまもゴルフをされるんですね」
「京都がお好きなんですね」
そんなところから会話が広がることもあります。

逆に、
「仕事が忙しい」
「こういうものを作るのが苦手」
「顔合わせまで時間がない」
という場合は、無理して作らなくて大丈夫です。

顔合わせの準備には、
お店選び。
服装。
手土産。
費用。
挨拶。
など、ほかにも考えることがあります。

そこへ、
「しおりも作らなきゃ!」
と増やしてしまう必要はありません。
しおりを作ること自体が目的になってしまっては、本末転倒です。

私が一番おすすめしたいのは、顔合わせの前に二人で少しだけ打ち合わせをすることです。
難しい話ではありません。

「最初の挨拶はどっちがする?」
「家族紹介はどうする?」
「写真はいつ撮る?」
「最後の挨拶はどうする?」

そして前回のシリーズ⑥で取り上げた、
「会計は誰がする?」
これも確認しておきましょう。
10分程度でも構いません。
二人が同じ流れを分かっているだけで、当日はずいぶんスムーズになります。

今回、一番お伝えしたいのはここです。

顔合わせのしおりは、
あれば便利。
あれば思い出になる。
でも、なくても大丈夫。

それより大切なのは、
結婚する二人が顔合わせの中心になること。

親任せにするのではなく、
「今日はこんな流れで進めよう」
と二人で決めておく。

そして当日は、
「今日はこんな感じで進めます」
と最初に一言伝える。
それだけでも十分です。

顔合わせについて調べていると、
「しおりを作った」
「こんな演出をした」
「こんな記念品を用意した」
と、いろいろな情報が出てきます。

見ているうちに、
「そこまでしないといけないの?」
と思ってしまうかもしれません。

でも、顔合わせは準備の豪華さを競う場ではありません。
大切なのは、
両家が安心して、楽しく話ができること。
そしてもう一つ、
これから結婚する二人が、自分たちで両家をつないでいくこと。
だと思います。

立派なしおりがなくても大丈夫です。
二人で少し打ち合わせをして、
「今日はこんな感じで進めます」
そこから始めれば十分です。

顔合わせが終わったとき、
「いいご家族だったね」
「楽しい時間だったね」

と両家が思えたなら、それが何より素敵な顔合わせではないでしょうか。

京都嵐山マリアージュ・ラパン

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公開済み

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