こんにちは。
京都嵐山マリアージュ・ラパンです。
結婚相談所で希望するお相手の条件をお聞きしていると、ときどきあります。
年齢はこのくらいまで。
年収はこれくらい。
仕事は安定していて。
見た目も清潔感があって。
コミュニケーション能力も高くて。
優しくて。
気遣いができて。
家事もできて。
金銭感覚もしっかりしていて。
家族関係も良好で。
できれば趣味も合って……。
ここまで聞いていると、仲人として心の中で、
「その人、もう結婚してると思います」
と言いたくなることがあります(笑)。
もちろん、実際にはそんな言い方はしません。
でも、婚活を始めるときに一度考えてほしいことではあります。

■ 条件が整っている人ほど、やっぱり人気があります
これは男性にも女性にも言えることです。
条件が良い。
人柄も良い。
コミュニケーションも上手。
異性から好感を持たれやすい。
こういう方は、当然ながらこれまでの人生でも出会いがあった可能性が高いものです。
学生時代。
職場。
友人からの紹介。
趣味のつながり。
どこかでご縁が生まれやすい。
その結果、比較的早く結婚されている方も少なくありません。
これは別に不思議なことではありません。
魅力のある人には、やはりご縁も集まりやすい。
ごく自然なことだと思います。
■ もちろん「条件が良い独身者」もいます
ここは誤解してほしくないところです。
条件の良い方が独身だからといって、
「何か問題がある」
ということではありません。
たとえば、
仕事が忙しすぎた。
転勤が多かった。
仕事や資格取得に集中していた。
家族の事情があった。
そもそも結婚を考える時期が遅かった。
そんな方もいらっしゃいます。
実際、結婚相談所にも、
「どうして今まで独身だったんだろう?」
と思うくらい素敵な方が入会されることがあります。
ただ、こういう方は婚活を始めると……
やっぱり早い(笑)。
申し込みも入りますし、お見合いも成立します。
交際にも進みやすい。
そしてご本人にも結婚する意思があれば、比較的早くお相手が決まることがあります。
■ プロフィールが完璧だから、結婚相手として完璧とは限らない
反対に、
年収も高い。
学歴もいい。
仕事もしっかりしている。
見た目も悪くない。
プロフィールだけ見ると、
「この人、すごくいい!」
と思う方なのに、なぜか婚活が長く続いている。
こういうケースもあります。
だからといって、
「何か問題がある人だ」
と決めつけるのは違います。
婚活が長くなる理由は、人によって本当にさまざまです。
ただ仲人としては、
「プロフィールに書いてある条件だけでは分からない部分も見ていこう」
とは思います。
会話の仕方。
相手への気遣い。
お金に対する考え方。
結婚生活へのイメージ。
相手に求めるもの。
自分から関係を築こうとする姿勢。
こうしたものは、年収欄にも学歴欄にも書いてありません。
■ 婚活で難しいのは「全部」を求め始めたとき
婚活をしていると、どうしても条件が増えていきます。
最初は、
「優しい人なら」
だったのに、
プロフィールをたくさん見るようになると、
年齢。
年収。
学歴。
身長。
職業。
住んでいる場所。
趣味。
家族構成。
休日。
写真の印象。
どんどん見るところが増えていきます。
そして気がつけば、
「全部そこそこ良い人」
ではなく、
「全部かなり良い人」
を探していたりします。
これが婚活を難しくすることがあります。
■ 100点の人を探し始めると終わらない
仮に、
年収は理想通り。
仕事も安定。
年齢も希望範囲。
見た目も好み。
でも、
話が少し苦手。
そこでお断り。
次の人は、
話していて楽しい。
優しい。
一緒にいて落ち着く。
でも、
年収が希望より少し低い。
そこでお断り。
次の人は、
条件はほぼ完璧。
でも、
LINEの返信がちょっと遅い。
そこでお断り。
これを繰り返していると、
いつの間にか探しているのは、
「欠点のない人」
になってしまいます。
でも、そんな人はなかなかいません。
というより……
こちらだって完璧ではありません(笑)。
■ 「絶対に譲れない条件」は何ですか?
だから婚活を始めるときには、
条件をたくさん並べるより、
「これだけは大切にしたい」
というものを決めておく方がいいと思います。
たとえば、
お金の価値観。
子どもについて。
住む場所。
仕事を続けるかどうか。
親との関係。
喫煙。
宗教。
結婚後の生活スタイル。
人によって大切なことは違います。
ポイントは、
全部を「絶対条件」にしないこと。
■ 条件をクリアしたら、次は「解決できるか」を見る
ここからが大切です。
自分にとって本当に重要な条件をクリアしている人なら、その先は、
「気になるところがあるか?」
だけではなく、
「その部分は二人で解決できることなのか?」
と考えてみる。
たとえば、
服装が少し気になる。
お店選びが苦手。
LINEが少しそっけない。
デートプランを考えるのが苦手。
こうしたことなら、二人の関係の中で変わっていく可能性があります。
一方で、
金銭感覚。
結婚観。
家族についての考え方。
人生設計。
こうした部分は、簡単には変わらないこともあります。
だから、
「欠点があるか、ないか」
ではなく、
「自分にとって大切な部分なのか」
「話し合えることなのか」
「二人で解決できることなのか」
を見る。
こちらの方が、結婚生活を考えるうえではずっと現実的です。
■ 条件のいい人より「自分に合う人」
プロフィールを見ていると、
どうしても条件の良い人が魅力的に見えます。
それ自体は当然です。
でも、
プロフィール上の100点と、結婚生活の100点は違います。
年収が高くても、一緒にいると疲れる人もいる。
見た目が好みでも、話し合いができない人もいる。
反対に、
プロフィールでは70点くらいだったのに、
会ってみると、
話しやすい。
安心する。
自然体でいられる。
何かあったときに相談できる。
そんな人もいます。
結婚するなら、こちらの「点数」の方が大切なのかもしれません。
■ 仲人として思うこと
婚活では、
「もっと条件のいい人がいるかもしれない」
と思い始めると、なかなか終わりません。
もちろん、無理に妥協する必要はありません。
大切な条件を我慢して結婚する必要もありません。
でも、
「自分にとって本当に大切な条件は何なのか」
を決めたら、それ以外については少し柔らかく考えてみる。
そして、
「この人となら、気になることを話し合っていけるだろうか?」
を見る。
結婚生活では、最初からすべてが完璧に揃っていることより、
何かあったときに二人で解決できること
の方が大切だったりします。
■ 今日の仲人のひとり言
希望条件をずらっと聞いて、
年齢も。
年収も。
仕事も。
見た目も。
性格も。
会話力も。
気遣いも。
家事も。
金銭感覚も。
全部かなり高いレベルを求められると……
仲人としては、やっぱり心の中で思います。
「その人、もう結婚してると思います(笑)」
もちろん、そんな人が絶対にいないわけではありません。
でも、その一人をずっと探し続けるより、
自分にとって本当に大切な条件を満たしている人と、まず向き合ってみる。
その方が婚活はずっと現実的になります。
探すべきなのは、
「誰から見てもパーフェクトな人」ではなく、
「自分にとって一緒に暮らしていける人」。
プロフィールに書かれた条件だけでは、その人が結婚相手として自分に合うかどうかまでは分かりません。
だからこそ最後は、
会って、話して、知っていく。
結局、婚活もそこなんですよね。
京都嵐山マリアージュ・ラパン
📚仲人のひとり言シリーズ
公開済み
✅第1回 「この人、けっこういいと思うんだけどなぁ」と思っても、お見合いにならない不思議
✅第3回 仮交際3人より、たった1人を大切にした人が先に成婚した
✅第5回 お断りの理由は、本人が思っている理由とは違うことが多い
▶第6回 条件を聞いた瞬間「その人、もう結婚してると思います」と言いたくなる(笑)(今回)

京都・嵐山の地から、
お一人おひとりの価値観に寄り添いながら、
安心できるご縁を結ぶお手伝いをさせていただきます。
人生を共に歩む相手を見つけるという大切な選択を、
私たちは真摯に支えてまいります。
※無理な勧誘は一切ありません。
※体の相性や将来の夫婦像についてのご相談も可能です。
ご自身のペースで、
納得できる選択をされるために。
必要なときに、扉をノックしていただければと思います。


