こんにちは。
京都嵐山マリアージュ・ラパンです。

50代・60代の婚活では、若い頃とは少し違った話題が出てきます。
その一つが、
「病気や健康について、相手にいつ話せばいいのだろう?」
という問題です。

高血圧や糖尿病などで薬を飲んでいる。
定期的に病院へ通っている。
過去に大きな病気をした。
手術を受けたことがある。
現在も治療を続けている。

もちろん病気は年齢に関係なく誰にでも起こります。
ただ、年齢を重ねれば、何らかの持病や健康上の不安を抱えている方が増えてくるのも自然なことです。

そして婚活では、
「どこまで話す?」
「いつ話す?」

という難しい問題が出てきます。

今回は、50代・60代の婚活における「健康について伝えるタイミング」を考えてみたいと思います。

まず最初に、これははっきりお伝えしておきたいと思います。

病気や持病があることと、結婚を望むことは別の話です。
薬を飲んでいる人もいます。
定期的に通院している人もいます。
過去に大きな病気を経験した人もいます。
それぞれの人生があります。

50代・60代になれば、
「健康上の問題が何もない人だけが婚活できる」
という考え方そのものが、現実的ではないでしょう。

大切なのは病気があるかどうかだけではなく、
現在どのような生活をしていて、これから二人でどんな生活を送れるのか。
そこだと思います。

これは難しいところです。
初めて会ったお見合いの席で、
「実は○○という病気がありまして……」
と、いきなり詳しい病歴を説明する必要があるのでしょうか。

私は、すべてを最初から話す必要はないと思います。
お見合いは、まず二人がお互いを知る入口です。
仕事のこと。
趣味のこと。
好きな食べ物。
休日の過ごし方。
どんな人生を送りたいのか。

まずは、
「この人ともう一度会ってみたいか」
を考える時間でもあります。
まだ関係ができていない段階で病歴だけを詳しく説明してしまうと、その人自身を知ってもらう前に、病気の印象だけが強くなってしまうこともあります。

一方で、
「言いにくいから、できるだけ黙っておこう」
というのもおすすめできません。

例えば健康上の問題によって、

・日常生活に制限がある
・定期的な治療や通院が必要
・仕事や生活に影響がある
・将来、相手の協力が必要になる可能性がある
・結婚後の生活設計に大きく関係する

こうした場合は、どこかできちんと伝える必要があります。

問題になるのは病気そのものだけではありません。
後になって、
「どうして今まで話してくれなかったの?」
と思われることです。
これは健康の問題から、二人の信頼の問題に変わってしまいます。

では、いつ話すのがいいのでしょう。

病気の内容や状況によって違うので、
「交際○回目で話しましょう」
と一律には決められません。

ただ、一つの目安として、
「この人とは、もう少し真剣に付き合っていきたい」
と思い始めた頃は、大切なタイミングだと思います。

結婚相談所であれば、仮交際から真剣交際を考え始める頃です。
まだ結婚を決めたわけではない。

でも、お互いに将来を考え始めている。
その段階なら、健康について話す意味も理解してもらいやすくなります。

特に結婚後の生活に大きく関係する健康上の問題については、
真剣交際に進む前に伝えておく
ことを基本に考えた方がよいでしょう。

真剣交際は、一人のお相手と結婚を前提に関係を深めていく段階です。
その後になって重要な事実を初めて知ると、
「それを知っていたら、真剣交際に進む前に考えたかった」
と思われる可能性があります。

相手にも、考える時間が必要です。
伝えることは、相手に判断する機会を渡すことでもあります。

ここも、とても大切です。
例えば、
「私は○○という病気です」
だけ伝えたとします。

聞いた相手は、その病気について詳しいとは限りません。
インターネットで検索して、重い症例ばかりを見つけて不安になることもあります。
ですから、

病名だけではなく「現在どういう状態なのか」を伝える。
ことが大切です。

例えば、
「定期的に通院しています」
「毎日薬を飲んでいます」
「現在は普通に仕事をしています」
「日常生活に特別な制限はありません」
「半年に一度検査を受けています」
など。

もちろん、事実を正確に伝えることが前提です。
相手が知りたいのは医学書の説明ではなく、
「この人と結婚したら、どんな生活になるのだろう?」
ということだからです。

勇気を出して病気のことを話した。
すると、どうしても、
「大丈夫です」
「気にしません」
という答えをその場で欲しくなります。

でも相手にも、考える時間をあげてください。
初めて聞いた病気なら、調べたいかもしれません。
家族に相談したいかもしれません。
将来について考えたいかもしれません。

だから、
「すぐに答えを出さなくて大丈夫です」
と伝えてもいいと思います。
それも相手への思いやりです。

婚活をしていると、
「この病気を受け入れてくれる人を探さなければ」
と考えてしまうことがあります。

でも少し違うと思います。
結婚すれば、健康だった相手が病気になることもあります。
自分が先に介護される側になるかもしれません。

逆に、相手を支える立場になるかもしれません。
50代・60代の結婚では特に、
「今、健康かどうか」だけでなく、何か起きたとき二人で話し合える関係なのか。
こちらの方が大切になってきます。

病気や健康について話すことは、少し怖いかもしれません。

でも、その話をきっかけに、

「これからどんな生活をしたい?」
「もしどちらかが病気になったらどうする?」
「仕事は何歳くらいまで続ける?」
「老後はどこで暮らしたい?」

そんな将来の話へ進むこともできます。

50代・60代の婚活では、
健康の話は、これからの人生を二人で考える入口
にもなるのです。

結婚相談所で活動しているのであれば、一人でタイミングを判断する必要はありません。

「このことは、いつ話したらいいでしょう?」
「どこまで伝えたらいいでしょう?」
「どういう言葉で話せばいいでしょう?」

そんなときこそ、仲人に相談してください。
病気の内容や交際状況によっては、早めに伝えた方がいい場合もあります。
逆に、最初から必要以上に詳しく話す必要がない場合もあります。

伝える内容とタイミングを一緒に整理する。
これも結婚相談所を利用するメリットの一つだと思います。

病気について話すとき、
「こんなことを言ったら断られるかもしれない」
と怖くなるのは当然だと思います。

実際、相手がどう受け止めるかは分かりません。
それでも、結婚を考える相手には、どこかできちんと伝えなければならないことがあります。

私はそれを、
「弱みを告白する」
とは考えてほしくありません。

むしろ、
「これからの人生を一緒に考えるために、自分のことをきちんと伝える」
ということではないでしょうか。

50代・60代になると、
「健康な人がいい」
と思う気持ちは分かります。

でも、今健康だから、10年後も健康とは限りません。
逆に、持病があってもきちんと治療を続け、元気に生活している方もいます。

これから長く一緒に暮らすことを考えるなら、
病気がある・ないだけで相手を見るのではなく、その人が自分の健康や人生とどう向き合っているのか。
そこも見てほしいと思います。

病気や健康の話は、お金の話と同じくらい難しいものです。

早すぎれば、
「まだそんな関係じゃないのに」
と思われるかもしれない。

遅すぎれば、
「なぜもっと早く話してくれなかったの?」
となるかもしれない。

だから私は、
「何回目のデートで話す」という回数より、二人の関係がどこまで進んでいるか
を見ることが大切だと思います。

そして、結婚生活に影響する可能性があることなら、真剣交際や結婚を決める前にきちんと伝える。
そのうえで相手にも考える時間を持ってもらう。
それが、お互いに対する誠実さではないでしょうか。

50代・60代の婚活は、若さや健康だけを競うものではありません。
これまで歩んできた人生も、これから起こるかもしれないことも含めて、
「それでも、この人と一緒に歩いていきたい」
と思える相手を見つけること。
病気や健康について話すことは、その関係をつくるための大切な一歩なのだと思います。

京都嵐山マリアージュ・ラパン

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